天狼

ちょっとした妄想やら日々おもってること。暇な時に是非。

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今日のご飯も「おいしそうやな〜!」っていってくれる。

今日のお気に入りの私服も「似合ってる!かわい!やばい!」って言ってくれる。

 

ここのお店ランチがよさそう!って言うと「絶対行こ!たべたい!」

美味しいパン屋さん見つけたよ!「ほんと!ちょっと買っといて!たべたい!」

 

向こうからも

「今日ここでごはんたべたよ。こんど連れてくわ!」とか「このガウチョ俺っぽくない?買ってみた!こんど着てくわ。ふふーん」

 

…って。

 

これが私たちのいつものやり取り。

でもこれ全部

 

メッセージのやりとり。

 

 

スグに会えない距離だから。

遠距離だから。

 

 

 

こんなに悲しい恋愛があるの?

お互いすきですきで会いたくてしょうがないのに。

 

 

電話もする。

だけど、テレビ電話はしちゃいけない。

 

 

決まりじゃないけど、お互い会えなくて寂しいからかえって寂しい気持ちや逢いたい気持ちをわかせてしまうから、暗黙の了解みたいなもん。だめなの。

 

今日も会えないもちろん明日も明後日も来週も来月も。

 

ねえいつ会えるの?

 

今日はね、ひとりで照史にオススメしたランチの美味しいカフェにきたの。

ホントは友達も来る予定だったのに、来れなくなっちゃったから。

 

突然暗くなる店内。

誰かの誕生日かな。わたしと同じね。

一緒に幸せ気分味わえちゃう。

 

「お客様もよければご一緒ハッピーバースデイ歌ってください!」

 

とともに置くからケーキ。

わたしもちょっとちっちゃい声で

 

「はっ」

 

 

だれ?

 

肩をポンってされる。

 

 

目の前にきたケーキとともに後ろからスっと現れた。そのひとは。

 

 

「照史…」

 

 

『おめでとう。○○』

 

 

 

end

 

bad end 2

.

 

あれから2週間くらい。

あのあとは、いつも通り寝に行った。

たかひろはソファで寝てた。

 

今は実家から仕事に通ってる。

 

 

 

 

もう顔も見たくない。

でもこの気持ちは何?

寂しさに駆られるこの気持ちは何?

 

そんなふうに思いながら仕事から帰る。

 

「せーーーーんぱーーーいっ」

 

っておちゃらけて肩を叩くいつもの行動。

 

「小瀧……なに。」

 

にこーってわらって。

 

「またそんな態度。いいのかな、寂しがりやの先輩?」

 

この人には全部見透かされてるし。

…癒しももらってる。

 

「……今日も行かない?」

 

実は

 

 

 

私にももう1人大切な人はいた。

後輩の小瀧。

 

たかひろに浮気相手がいるって教えてくれたのもこの人。

その話を聞いて不安で寂しかった私を癒してくれたのもこの人。

 

ごめんね?たかひろ。

だって、あなたの方が悪いでしょ?

 

 

 

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bad end

.

 

いつも通り椅子に座って帰りを待つ。

 

ウトウトすることはしょっちゅう。

というか、寝てしまう。

 

ガチャっていう音と、ぼそっと呟く「ただいま」

 

その声をずっと待っていたの。

 

「もう寝とけっていつも言ってんのに。いいって待たなくて。」

 

素っ気ないのはいつも。

ふっと時計をみると12時を回っていて。

 

わたしの「おかえり」も聞かずにシャワーへ。

その間にご飯を用意してまた待つ。

 

またウトウトして寝ちゃって。

 

ガラガラっていう音にまた起きるの。

 

「もう寝ろってほんま。」

 

ご飯を食べ終わるのも待つ。

 

あなたはご飯を食べながら携帯をみて明日の仕事の確認してる。

 

ぼそっと「おかえり」と呟く

 

おう

 

 

それだけ。

 

もう私たちダメなのかな。

そんなふうに思って涙が不意に涙がでた。

 

あからさま?狙ってる?

 

そんなふうに思われたくなくて必死に隠す。

「ごめんね、もう寝る」

 

そう言うと貴方は手を止めた。

私の頭をそっと撫でるからもっと思いが溢れる。

 

「じゃ…」

 

椅子から立ち上がって、寝室へ。

 

「ごめんな、いつも。素直になれへんし、こんな遅くまで待たせてるのに仕事ばっかり。」

 

って後ろから抱きつかれた。

 

「そう思ってるならもっと愛して見せてよ。私をもっと見てよ。たかひろ。」

 

 

「おう」

 

「…全部知ってるから。ほかの女いるの知ってるんだから。」

 

 

「え…」

 

 

「誰なんてもう聞きたくないから謝る言葉も聞きたくないから。」

 

 

泣き崩れてしまった私にたかひろは何もしてくれなかった。

 

 

 

もう終わりだね。

 

さよなら。

 

 

 

 

.

 

 

 

 

 

いつもと違う日

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今日は2人で家でまったり。

 

何故ならあの日が来たから。

流星は、いつもちゃんと気がついてくれる。

聞いてくることもなく、そっとしといてくれる。

 

だから、一番しんどい今日あたりは好きな本読んでゆっくりする。

流星はじぶんの好きなゲームしてる。

 

月2日くらいあるこんな日も悪くない。

 

だけど、流石にゲームに飽きたのか。

小学生みたいにプツッとやめて

 

「…ん。」

 

トコトコ歩き出した。

私はイヤホンして音楽聞きながら本読むから気が付かないふりしてみた。

 

私の椅子の前に座って、ぼーっとしてまた立ってキッチンへ。

 

落ち着きないなあ(笑)

 

って思ってたら、スッと目の前に置かれたのは私の大好きなハーブティー

 

イヤホン外して本置いて、

 

ありがとう

 

っていうと、

 

「…寂しいけど、無理させたらあかんと思って話しかけなかったけど、午前中だけでこんな寂しいんや…。」

 

いつもなら午後に私の家に来るけど、今日は何故か午前。

 

 

流星が午前に来るなんて珍しいよ。

どうしたん、寂しかった?(笑)

 

 

って出してくれたハーブティー飲みながら聞くと

 

 

「…ちょっとな。だけど来ても喋られへんかった。」

 

 

そんなに気を使うこともないのに…(笑)

明日は晴れるみたいだし、久々買い物行かない?

レジャーシート敷いてピクニックみたいなのもしたい!

 

って、言うと

 

「やっといつもみたいに喋ったあ。ほんと無理はあかんからな。いつでも言ってな。よっしゃあ、おれいい感じの公園さがしとこ」

 

ってニヤニヤしながらスマホで探し始めると、

明日の計画を立てるために独り言なのか私に話しかけてるのか…

物凄い勢いで喋り始めた…(笑)

 

 

いつの間にかウトウトしちゃって寝たいたわたしの肩には羽織るもの。

前には小さい置き手紙。

 

「今日、ご飯おれが作る。明日と今日のための買い出し行ってくる。」

 

 

流星が作ってくれるご飯はまだ何回かしか食べたことがないから、すっごい嬉しい!

 

楽しみにまっとこ。

 

置き手紙にちょこっと足しておいた

 

「ありがとう、大好き」

 

にいつ気がつくかな。流星。

 

 

 

 

 

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関係

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流星とは、大学で出会った。

大学に入りたてのときに教室迷ってたら教えてくれた。

 

その時に、

「またなんかあったら連絡して!LINEある?」

 

って言われて、ちょっとチャラいなあそんな簡単に連絡先聞くの?

 

って思ったけど、たすけてくれたし悪い人じゃなさそうだから…と思って交換した。

 

なんかあったら連絡して!っていったのに、

別れた後すぐ連絡きた。

 

 

そっからなんやかんや話すようになって、お昼タイミングがあえば一緒に食べるし、授業終わったあとも遊ぶようになった。

 

あれから、半年くらいかなあ。

まだその関係は続いてる。

 

 

彼氏彼女の関係ではない。

 

この関係が壊れちゃいそうで、私の気持ち言ったら壊れそうで、

 

だけど、今日は海に行く予定があるから、思い切って言ってみようと思う。

 

「もう車でお前ん家のしたおるよ」

 

なんか顔見るのも恥ずかしいなあ!

一日楽しんで最後に言おう!がんばろ!

 

「なんか、今日雰囲気違くない?」

 

今日はいつもより張り切ってみた。

ちょっとしか変わってないはずなのに気がついてくれる流星。

 

海の近くのオシャレなところでご飯食べたり、お店入っていろんなもの買ったりしてあっという間に夕方。

 

「ちょっと海いってみようや」

 

っていわれて海辺を靴脱いで2人で歩いてカップル定番みたいなことしてたとき、もうここで言おうと思って、

 

流せっ。

 

「なあ、俺たち付き合おう」

 

「もうこんな中途半端な関係嫌や。お前とずっと一緒にいたい。」

 

私が言いたかったこと全部言われた。

 

流星もずっと苦しかったんだ。

同じ思いしてたんだね。

 

 

 

ありがとう流星。実は私も今日言おう思ってた。これからもよろしくね。

 

 

っていうとニコってわらって、

「よっしゃー!夜ご飯どこいく!めっちゃ夜景綺麗なとこつれてったろ!」

 

って小学生みたいに笑ってた。

 

今までの関係よりももっともっと近いところでこの笑顔が見れるようになるのか。(笑)

 

 

 

幸せやな私は。

 

 

 

 

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離れ

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いつもデレデレしちゃう私だから、たまには照史離れしようかな。(絶対無理。寂しい)

 

「なあ~。今日なにたべいくー?久しぶりやなあ。さっぱり?こってり?」

 

んー。さっぱりかなー。

 

 

いつもは絶対に

照史がきめていいよ〜!久しぶりだし!いつもわたしに決めさせてもらって悪い!

って言うんだけど、(言いたいんだけど)

試してるみたいで申し訳ないなあ。でもこれも自分の照史離れ。

 

「そっか~。じゃあ、冷うどんいこ!」

 

うん!…

 

離れるのってどうやるん〜!!

もう無理だ~限界早い〜。

 

「…」

 

どうしたんだろ。気づかれた?

 

「…寂しいなあ」

「いこっか!!」

 

まって!まって!なにいまの?!

だめだ!自分、自分に甘すぎるけど、もう限界!

 

ごめんね、照史

 

思わず玄関に向かう照史追っかけて服の袖掴んだ。

 

 

 

私ほんとはいつも照史にベッタリだから、ちょっとは照史離れしなきゃいけないかなっておもって。ちょっと素っ気なくしちゃった。

 

 

 

って正直にいった。

 

「…やっぱりか!アホやなあ!俺離れ出来るわけないやろ~!(笑)はなれさせんようにしてるんやし!(笑)寂しかったあ!」

 

 

思わず泣きそうになっちゃった。

多分ウルウルしてた。

 

それ見て照史が

 

「え、何泣いてんの!(笑)あかんあかん!うどんはよいこ!!」

 

いつも通りの照史が大好きです。

もう照史離れなんて絶対しません。(笑)(できません。)

 

 

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大人

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わたしと淳太くんには年の差がある。

 

だからこそたくさん頼れる。

 

わたしはただ素直になれなくて、我慢して押さえ込んじゃうのは、昔から。

自分でもわかってるの。

 

それをそうじゃなくさせてくれるのは淳太くんだけ。

 

色々先が不安になって、落ち込みすぎるのも私の性格。

 

今日は淳太くんの家に来た。

「いえでゆっくりえいがみいひん?」

って言ってくれて、2人でみた。

 

いろんな映画見て、これからの事が不安になってたのがまたこみ上げてきちゃって、

 

号泣してた。

淳太くんの隣にいることで安心もしてたから余計に溢れた。

 

 

「どうした?!」

 

って。

また心配かけちゃった。ごめんね。

 

全部、、全部淳太くんにはなした。

 

「なんでそうやってお前1人で解決しようとするん?!俺がついてるやろ?ごめんな。気がついてやれなくて。この先も俺が付いてるから。安心して。何のためにおれがいるん…」

 

いつも頼ってばっかりだから…

 

 

 

「頼ってくれなきゃ困る」

 

 

 

「お前よりお前をわかる存在になりたい。」

 

 

私の肩に両手を置いてた淳太くん手が、すっと淳太くんの方に私を寄せた。

 

 

そのままなにも淳太くんは言わなかったけど

改めてこの人にずっとついて行きたい。

この人は一生憧れる人だって思った。

 

 

 

「俺がいる。」

 

 

 

 

「少なくとも!お前よりはこの世にいきてるじかんがながいんだから!頼りなさい!(笑)」

 

 

あー最後の最後まで淳太くんらしい(笑)

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