天狼

ちょっとした妄想やら日々おもってること。暇な時に是非。

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今日のご飯も「おいしそうやな〜!」っていってくれる。

今日のお気に入りの私服も「似合ってる!かわい!やばい!」って言ってくれる。

 

ここのお店ランチがよさそう!って言うと「絶対行こ!たべたい!」

美味しいパン屋さん見つけたよ!「ほんと!ちょっと買っといて!たべたい!」

 

向こうからも

「今日ここでごはんたべたよ。こんど連れてくわ!」とか「このガウチョ俺っぽくない?買ってみた!こんど着てくわ。ふふーん」

 

…って。

 

これが私たちのいつものやり取り。

でもこれ全部

 

メッセージのやりとり。

 

 

スグに会えない距離だから。

遠距離だから。

 

 

 

こんなに悲しい恋愛があるの?

お互いすきですきで会いたくてしょうがないのに。

 

 

電話もする。

だけど、テレビ電話はしちゃいけない。

 

 

決まりじゃないけど、お互い会えなくて寂しいからかえって寂しい気持ちや逢いたい気持ちをわかせてしまうから、暗黙の了解みたいなもん。だめなの。

 

今日も会えないもちろん明日も明後日も来週も来月も。

 

ねえいつ会えるの?

 

今日はね、ひとりで照史にオススメしたランチの美味しいカフェにきたの。

ホントは友達も来る予定だったのに、来れなくなっちゃったから。

 

突然暗くなる店内。

誰かの誕生日かな。わたしと同じね。

一緒に幸せ気分味わえちゃう。

 

「お客様もよければご一緒ハッピーバースデイ歌ってください!」

 

とともに置くからケーキ。

わたしもちょっとちっちゃい声で

 

「はっ」

 

 

だれ?

 

肩をポンってされる。

 

 

目の前にきたケーキとともに後ろからスっと現れた。そのひとは。

 

 

「照史…」

 

 

『おめでとう。○○』

 

 

 

end